イベントとして行う検査は一度に多くの人の検査ができるというのが魅力です。検査会単独のイベントとして行う場合でも別のイベントに併設して検査会を行う場合でもiTesting@Nagoya方式は受検者・検査従事者双方に手軽にHIV検査を行うことができます。
どんな仕組み 各従事者をクリックすると従事者から寄せられた感想をみることができます。
- どんな従事者が必要?
- 受検者誘導:
来場した受検者に列になって待ってもらうように説明します。その際受付がスムーズに行われるようにQRコードを出して待機してもらうように説明します。 - 受付:
QRコードを読み取って検査票を発行し、検査票に記載された検体番号の検体シールを採血スピッツに貼って受検者に検査票とスピッツを手渡しします。
ブースボタン管理:採血ブースの空きをブースボタンまたは目視で確認して採血待ちの受検者を誘導します。 - 採血:
採血スピッツの検体番号と検査票に記載のある検体番号の一致を確認して採血します。
止血確認:採血後、出口手前で受検者に検査結果の見方を載せたパンフレットと結果確認日時の念押しを行います。 - 検体回収:
定期的に各採血ブースにある採血済みスピッツを回収して、検体搬送者と検体番号の確認を行います。 - 検体搬送:
午前中3便、午後3便の合計6便に分けて、採血済みスピッツを検査会場から名古屋医療センターまで搬送します。毎回検体回収者と一緒に検体番号の確認を行います。 - 検査:
名古屋医療センター検査科にて6便に分けて運ばれてきた検体を検査していきます。検査終了後に検査責任者に結果報告および結果ファイルを送ります。
- 受検者誘導:
- 予約の仕組み
受検を希望する人はまずiTestingのサイト( https://www.itesting.jp )に行きます。サイト上にあるオリエンテーションスライド(日本語版)を閲覧します。オリエンテーションスライドには検査の日時、結果通知の日時、予約の方法、検査時の注意事項、結果の解釈、陽性だった場合の対応、相談機関の明示がされています。検査することに同意をすると予約サイトに飛びます。予約サイトで希望する時間帯を選択し、予約が完了すると予約番号とQRコードが表示されるため、それをスクリーンショットで保存します。 - 受付の仕組み
受付は予約時に発行されたQRコードを読み取って行います。バーコードリーダーでQRコードを読み取ると、予め作成しておいたデータベースと照合して予約番号に応じた検体番号・パスコードが印刷された検査票が出力されます。 - 結果通知の仕組み
結果は検査翌日の夕方5時からアクセス可能となります。受検者は検査票に印刷されているQRコードを読み取ると結果通知サイト( https://www.std-lab.jp/result/ )に行き、検査票に印刷されている予約番号・パスコード・検査日を入力して結果を確認します。 - 検査後の対応
結果通知サイトではチャット欄で相談することができます。特にHIVスクリーニング陽性となった受検者には確実に医療機関につながるように検査を行った名古屋医療センターの医師と連携をとりながら対応しています。またPDFで紹介状が出る仕組みがあるので、HIV以外の検査項目が陽性になった場合も検査結果と紹介状を印刷して医療機関に受診することができるようになっています。 - 使用する資材
素材集のところをご覧ください。 - 行政とのかかわり方(例:名古屋市)
iTesting@Nagoyaは名古屋医療センターが名古屋市から委託を受けて行っている検査です。とはいえ、名古屋市の職員の皆さんにはいろいろと助けてもらっています。
・広報(名古屋市のホームページへの掲載・地下鉄広告など)
・届出
・当日(検体搬送・受検者誘導) - トラブル集
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